山崎彰
"Metro-JAM" kit

ドラムを演奏する会場ってアリーナのように大きなところから、お客さんが30人で満杯の小さな会場までいろいろあるよね。僕はあまり大きな音が出せない小さなライブハウスで演奏するときにこのセットを使うんですよ。 例えばバスドラムが22"の標準的なドラムセットと比べるとサイズが小さい分音量も控えめになるので、音量バランスが調度良いんだよね。大きなセットで気持ちを抑えて演奏するより、小さなセットで伸び伸び叩く方が音楽的だし、なにより気持ちよくプレイできるんだ。

このメトロジャムキットはチューニングのレンジが広いのでどんな音楽にもマッチするところも気に入ってるよ。ハイピッチのジャズ・チューニングはもちろん、かなりローピッチのロック・サウンドにしても、音の伸びとアタック感は十分出るのが嬉しいね。 特に気に入っているのはバスドラム!このサウンドが今までずっと欲しくて待ち望んでたんですよ。音量は控え目なんだけど、音圧はしっかりあるし、このサイズにしてこの低音域の太さったらすごいね。さすがTAMAのバーチ材とブビンガ材は音が太い。 バスドラムのチューニングもいろいろ試してみたけど、僕が気に入ったチューニングを紹介してみよう。まずフロントへッドをローピッチにして、打面はシワがよるほどかなりゆるゆるにチューニングすると、太く短い「ドゥ」っていうサウンドになり、少し打面を張っていくと「ド〜〜ン」というとてつもなく長いサスティーンも得られるんだ。これは是非自分の耳で試してもらいたいですね。

セット全体の印象としても、音量やサウンドのバランスがとっても良くて、扱いやすいドラムセットですよ。個人的にはスネアも12"か13"の小口径のものが音量的にマッチして叩きやすいね。

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